先般、武道学園、夏恒例の合宿に参加した。
佐藤成明先生、太田忠徳先生、高橋亨先生、前田先生、数馬先生が
参加され、熱心なご指導を頂戴した。
初日も、二日目も、入念な準備運動後に、準備運動ではない「素振り」を実施した。
一本の振りを大きく、大きく、肩を使って振り切る。
同時に大きな歩幅で前後左右に、大きな声とともに。
100本、200本。 汗が噴き出し滴り落ちる。手のひらのマメがつぶれる。
太田先生が「素振りは準備運動ではありません。れっきとした稽古です。」
先般、武道学園、夏恒例の合宿に参加した。
佐藤成明先生、太田忠徳先生、高橋亨先生、前田先生、数馬先生が
参加され、熱心なご指導を頂戴した。
初日も、二日目も、入念な準備運動後に、準備運動ではない「素振り」を実施した。
一本の振りを大きく、大きく、肩を使って振り切る。
同時に大きな歩幅で前後左右に、大きな声とともに。
100本、200本。 汗が噴き出し滴り落ちる。手のひらのマメがつぶれる。
太田先生が「素振りは準備運動ではありません。れっきとした稽古です。」
先般、武道学園で先輩にご指導いただいた。
左足のけりが弱いのでは??
実は1ヶ月ほど前、大学時代の後輩にも指摘を受けた。
左足のけりが弱いために、上半身が前のめりで腕だけの打ちに
なっているんですよ!・・・・!
で、武道学園の先輩いわく
ひかがみを九分にして、後ろに体重をかけ
ギリギリ痛いくらいの左足にして構える。
そのまま、右足を前に出して左足でける。
その結果、右足に体重がかかり、それにつられて
左足のひきつけが完了する。
その場で実験してみた。なるほど、踏み込んだ瞬間の
右足の体重のかかとへのかかり具合がスムーズで
床の響く音が違う。そして、ひきつけを意識せず自動的に
左足がひきつけられた。
さあ、この感覚が長持ちするのだろうか!!
先般、形の稽古でも、足のひきつけが足らない事を
学んだが、本日の稽古でも再確認した。
佐藤さんによると、形が終わって構えを解いて
下がるときの最後5歩目のひきつけが無いとのこと。
え、え~~~~! これは初めてのアドバイス。
ざっくり40年剣道をしてきたが、蹲踞の後も、それ以外も
立ち礼の前に下がる時は、5歩、きっちりで両足をそろえてきた。
自分の甘さや無知加減を今更ながら再確認した。
同じように、たとえば、3本目打ち太刀の突きのあと、
右足を後ろにひくと同時に、仕太刀の刀を物打の右鎬で右に押さえる。
そして、左足をひくと同時に、物打の左鎬で左に押さえる。
この時も、それぞれの歩みにひきつけが必要との事。
あ~~~形の稽古をもっともっとこなさなければ!!
皆さん、いかがでしょうか?
先般、高橋先生からご指導いただいた。
『左拳を決め、竹刀先で相手の鍔元を攻める気持ちで。
あとは(無敵)で、スーッといくこと。』
このスーッといくこと。これが難しい。
高橋先生の愛弟子の菅野先生からは、すっと構えた状態で、
腰をうしろから押された感じで前に出る・・・・・とのこと。
イメージトレーニングと実際の動きとは違い、
どうも足捌きがかくかくしてしまう。
メリハリを付けたり、足の継ぎ足しで明らかな
間合いの縮め方はわかりやすいが。
当面これを十分に意識して稽古に励んでいこう!
わが大学剣道部には、現在「師範」の席が無い。
われわれ学生時代には、「師範」とともに「監督」に東京教育大出身の
渡邊先生がいらっしゃった。
昨年まで大学の非常勤講師として、「剣道」「居合い」のご指導に
同じく東京教育大出身の大保木先生がいらっしゃり、ほぼ毎週剣道部にも
ご指導を頂いた。
この4月から、大保木先生の交代で、筑波大出身の阿部先生が赴任された。
先般、阿部先生がわが剣道部稽古にお越しいただき、ご指導をいただけた。
その時のお話で、「打ちそのものは良いが、中心を攻めたり、くずしたりせず、
自らが横にずれそこから打突している」「打ちを一本にかけ、打ち切る姿勢は良いが、
二段、三段の打ちが無い。その結果、一本の打ちだけで縁が切れている」
短時間のご指導にもかかわらず、端的に的をついたご指摘でした。
さすが教育者と感銘を受けました。
やはり発展途上にある学生、自分も含め、「良い師」との出会いは重要な人生の
キーポイントであると強く感じた。
いつの間にか「左足のひきつけ」があまくなっている。
若いころ、「左足のひきつけ」について考えることも無く
遠間から面を打っていた(ような気がする)。
原因は、右足の踏み込みの甘さに一因があるように感じる。
腰が入って、体重移動がスムースに行くと、右足の踏み込みに
踏ん張りが利き、その結果、自動的に左足が「ひきつけ」を意識しなくても
ついてくるのではないか?
先般、「形」の稽古で、太田先生にご指導いただいた。
「左足」のひきつけが甘い。。。。。。
あれ、、、! 「形」でも足のひきつけか!!!! 反省しきり。
本日の武道学園での岡村先生からの教えは「のる」でした。
剣道では良く「相手にのる」という表現をします。
「相手の刀より上に乗ることにより、うち来ることができる」ことを
意味しているのでしょうか?
本日の稽古は、相手の刀や竹刀ではなく、自分自身の打突が
のっているか、のっていないか、、、、のものでした。
そのためには、
1)まず、肩を入れた大きな打ちで真ん中に打突する。
2)打突の際、竹刀の弦が良く見え、そこに腰をいれ体重をのせる。
3)打突後は、腕を上げず、諸手は肩の位置ですり足ですり抜ける。
4)上級者は、小さく手の内だけでも「のる」ことができる。
難しい。意外とできません。
技術が未熟な私は、近間での攻防が不利なため、
遠間から打ちに行くしかない、遠間だと腰のはいりが不十分で
手打ちになりがちとなる、よって、「のる」打突が難しいわけです。
自分の未熟さを痛感しました。